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大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの粘膜の状態を直視で観察し、病変を発見するものです。
胃カメラ(上部内視鏡検査)と大きく違う点は、検査前の前処置が必要な事です。
大腸には数多くの疾患が存在し、。炎症性の疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病・虚血性大腸炎など)と腫瘍性の疾患(ポリープ・腺腫・悪性腫瘍(がん)など)の大まかに分類されます。
炎症性の疾患は、腹痛・血便・下痢・体重減少を主訴として10代~20代の若年者を中心に発症するものです。完治は困難な疾患ですのでうまく付き合ってゆかねばなりません。様々な合併症があるために、経過観察してゆかねばなりません。
腫瘍性疾患は、症状はほとんどありません。良性の腺腫がほとんどですが、癌の一部は腺腫から発生する事も知られています。また、大腸がんは消化器系の悪性腫瘍の中で胃癌の次に多く、比較的ゆっくりと進行すると言われています。元来便秘傾向にある方は、発見が遅れることも少なくありません。大腸がんは早期発見・早期治療ができれば、完治が期待できますので、検査を勧めているのです。
内視鏡の進歩はめざましく、カメラの太さも柔らかさも患者さんの負担を少しでも軽減できるように開発されています。しかし、当日の腸洗浄薬の飲用など、胃カメラほど簡便な検査ではありませんので事前受診をお願いしております。
私たちは検査を受ける方に、いかに安心して安全な検査を提供できるかを考え、検査の必要性を十分に説明し、理解していただいたいたうえでおこなう事を大切にしています。
検診・人間ドックで便潜血陽性の方、血便など認められる方、腹痛・下痢が続く方、便の性状が変化した方、便秘など便通異常がある方は大腸内視鏡検査をうけましょう。
*検査前に一度受診していただきます。治療中の疾患などの問診、診察の後、検査についての説明をいたします。当院は保険診療です。
検診をご希望の方は、自由診療になりますので、事前受診は必要ありませんが低残渣食と下剤のお渡しと当日の説明をいたしますので、お時間のあるときにお立ち寄りください。
過去に検査をおこなった際に、苦痛や痛みを強く感じた方はその旨お知らせ下さい。
「血液をサラサラにする薬」を服用している方は、検査前7日~10日は休薬していただきます。
検査当日の残便を少なくするため、低残渣食をお求めいただきます。前日服用する下剤もお渡しいたします。
過去に検査の既往があり、自宅で腸洗浄液を飲用したい方は受診時にお知らせください。腸洗浄液をお渡しいたします。
*検査前日の昼から検査食(お求めいただいた低残渣食)に切り替えていただきます。 就寝前に、下剤を服用していただきます。
*検査当日はお食事を召し上がらずに、ご自宅で排便を済ませてからご来院いただき、当院で腸洗浄液を2時間以内に飲用していただきます。前日に低残渣食を召し上がっていただく事で、残便が少なくなり、検査可能な状態になるまでの時間が短縮できます。
残渣のない淡黄色水様便に(排便は5~6回あります)なれば、検査可能です。
検査に関する事は、事前受診の際に詳しく説明いたします。何かご心配な事、質問などございましたら、医師または当院のスタッフにお気軽にお話しください。
保険診療で行います。
1)検査のみの場合
2)病理生検検査のある場合
3)手術治療(ポリペクトミー)の場合
上記1)~3)で、金額が異なります。
また、年齢などにより、保険負担が1割負担の方と3割負担の方がいらっしゃいます。
詳しくはクリニックスタッフにご相談ください。
当院では、熟練した院長が「痛くない」「苦痛が少ない」検査をおこなっています。
大腸内視鏡検査は「苦痛」であるとお考えの方、是非当院での検査をお試しください。